私が晴海に引っ越してきてから4年余りが経ちました。この間に晴海フラッグの街開き、ららテラス HARUMI FLAGの開業、晴海西小学校の開校、BRTの定着など、街は大きく姿を変えています。
以前、住み始めてまだ2年ほどの時点で書いた本記事は、内容が古くなっている部分も多くなってきたため、今回内容を全面的に書き直すことにしました。
これから晴海に住むことを検討している人に、現在の街の様子を参考にしてもらえたらと思います。
今回は住みやすさやメリットに加え、住んでみて感じた課題についても、これまでよりさらに率直に書いていきたいと思います。
住みやすさ・メリット
まずは住んでみて良いと思ったところ、晴海に住む際のメリットについて改めて紹介します。
道が広い
これは晴海に限らず晴海以東の湾岸地域全般に言えることかもしれませんが、とにかく広い歩道が多いです。歩道が広いとそれだけで単純に歩いていて心地よいですし、子どもを歩かせていても安心できます。
以前に住んでいた地域では、歩道が狭い、あるいはない道も多く、子どもが走り出してしまうと危険を感じたものでしたが、そのような心配は晴海に来てからずいぶん減りました。
都心に近い
晴海は湾岸地域の中でも都心にかなり近い立地です。銀座までバスで15分ほどで着きますし、東京駅までも30分かかりません。
特にBRTは想像していた以上に便利で、新橋まではわずか6分ほどで着いてしまいます。ただし朝の時間帯はかなり混み合い、日や時間帯によっては乗り切れず積み残しが出てしまうことがあるのが玉に瑕です。
車や自転車、タクシーを使えば都心へのアクセスはさらに快適になりますが、そのような立地でありながら都会の喧騒から一歩離れた静かな住宅街で暮らせるという点は、かなり希少だと思います。BRTがここまで定着するとは住み始めた当初は思っていなかったので、良い意味で予想が外れた部分です。
水に囲まれた街
晴海2丁目から5丁目にかけての晴海運河沿いの道は海風が気持ちよく、対岸の豊洲の景色も壮観で、散歩やジョギングに最適です。
また大通りを挟んで反対側の晴海1丁目や3丁目の朝潮運河沿いも、高層階から眺める都心の夜景は最高です。
水に囲まれた街ならではの魅力は、今も存分に楽しめると感じています。
新しい街の活気
晴海フラッグの街開き以降、晴海は新しく活気のある街になったと感じています。晴海フラッグでは住民同士のサークルがいくつも立ち上がっており、私自身も参加する中で、新しい街づくりに関わっている実感があります。
ニュースなどでは、外国人住民が多いことや民泊、白タクの問題が取り上げられることがあります。一部は事実である一方、実際に周囲で暮らしている外国出身の住民の方々にはいい人が多く、一部の問題だけが切り取られて伝えられている面もあるように感じます。
報道だけを見て街のイメージを決めてしまうのはもったいないと感じるくらい、日々の暮らしの中では新しい住民同士が少しずつ街になじんでいっている印象を受けます。
治安・災害リスクについて
民泊や白タクについては気にならなくもないですが、街全体の治安そのものは良いと感じています。
道が広く、街全体に明かりが多いこともあり、子どもが夜に歩いていてもそれほど心配はありません。日々の生活の中で、防犯面で不安に感じることはほとんどないというのが正直な印象です。
また、よく懸念点として上がる自然災害のリスクですが、東京湾の形状から高い波は来にくいですし、新しい建物が多いので倒壊リスクも低く、また木造の一軒家などはほぼないため火事が発生しても延焼リスクの心配も少ないです。
大地震の際の液状化が最大の懸念かと思いますが、倒壊や火災に比べると液状化は命を失うような可能性は低いので、ハザードマップを見ても一般に思われているよりもリスクは低いというのが個人的な見立てです。
住みにくいところ・課題
一方で、住みにくいと感じる点や今後の課題についても記載しておきます。
駅がない
晴海には今も鉄道の駅がありません。この点では湾岸近隣の勝どき、月島、豊洲などと比べると、交通の便はやや劣ると言えるでしょう。
ただし、都心部・臨海地域地下鉄構想により、晴海に新駅ができる計画があります。整備主体・事業主体もすでに固まっており、東京都は2040年ごろの開業を目指して事業を進めています。かなり先の話にはなりますが、実現すれば東京駅までのアクセスが大きく改善する見込みで、今から期待しています。
現時点で頼りになるのはBRTです。前述の通り新橋までは6分ほどで着き、想像していた以上に便利です。バスも慣れてしまえば、駅の階段や乗り換えがない分、かえって使いやすいと感じる場面もあります。
買い物環境
かつて晴海には大型の商業施設がなく、洋服などを買うにはお隣豊洲のららぽーとや銀座まで出る必要がありました。しかし現在はららテラス HARUMI FLAGが開業し、状況はかなり変わりました。
ららテラスにはサミットをはじめとするスーパーや飲食店、日用品店などが揃っています。実際に利用してみるとレストランも充実しており、ららテラスのレストラン「セントラーレ」のレビューでも紹介した通り、外食の選択肢としても満足度が高いです。
一方で、洋服など大型施設で買うようなものについては、豊洲のららぽーとや銀座で済ませればよいので、大きな課題とは感じていません。日常の買い物という意味では、ららテラスの開業によって不便さはかなり解消されたと感じています。
子どもがいると近場で用事が済む方が助かる場面も多いですが、日々の食料品などは晴海の中で十分揃うので、大きな施設まで足を延ばす機会自体があまり多くないというのが実感です。
学童・保育園
お子さんがいる家庭にとって気になるのが学童と保育園の状況です。以前は学童に入りにくいことが課題でしたが、現在はプレディプラスが始まったことで状況が改善したように感じます。
プレディプラスは2年生でも入れるケースが多く、以前より利用しやすくなりました。プレディも同じ組織が運営するようになり、サービスの質が上がった印象があります。我が家の子どもも実際に利用しています。
保育園については、我が家は希望の園に入ることができましたが、地域全体で見ると入園できない子どももいると聞いています。街の人口増加のペースを考えると、引き続き注意が必要な分野だと思います。
小学校のマンモス校化
晴海西小学校は児童数が非常に多く、いわゆるマンモス校化が進んでいます。開校初年度から全校児童数が800人を超える規模でしたが、その後も増え続け、現在は1年生だけで9クラスという規模になっています。都内の公立小学校の中でも際立って児童数の多い学校の一つです。
学校の規模の大きさを気にする家庭もあるかもしれません。ただ、新設校で校舎がきれいなこともあり、子どもたち自身の満足度は高いように見えます。街の人口が増え続けていることを考えると、児童数の多さはしばらく続きそうな傾向だと感じています。
総合評価
以上、住みやすさと課題の両面について述べてきましたが、総合的には引き続き満足しています。
晴海フラッグ全体に新しい街ならではの雰囲気があり、それが満足度を押し上げていると感じます。住民同士のサークル活動に参加し、街づくりに関わっている実感を持てていることも、この評価を後押ししているかもしれません。晴海の街の活気は、地域交流施設「はるみらい」のような場のにぎわいからも感じ取ることができます。
住みやすさとして挙げた通り、都心に近いのに落ち着いた雰囲気があり、道が広いので子育てをする上でも安心感があります。
課題として挙げた駅がない点も、BRTを使ってみると想定していたよりずっと便利ですし、買い物環境もららテラスの開業でかなり改善しました。
学童・保育園やマンモス校化など、子育て世帯として気になる点は残っていますが、それでも晴海に住むことは多くの人にとって引き続き有力な選択肢の一つになり得ると思います。
晴海での暮らしはこれからも続いていく予定なので、街に変化があれば、またこのブログで改めて紹介していきたいと思います。